米国オリンピック委員会(USOC)は、選手に対し競技直前までぜんそく防止用のマスク着用を勧告
今年8月に開かれる北京五輪を控え、当局は大気汚染改善に取り組んでいるが、国際スポーツ界では選手への影響を懸念する声が相次いでいる。
ロイター通信によると、マラソン世界記録を持つハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)のマネジャーは今月20日、北京の空気が悪ければ五輪出場を回避することもあり得ることを明らかにしたという。ゲブレシラシエは花粉アレルギーなど呼吸器疾患があり、「出場を強行すれば、選手生命を縮めかねない」というのが理由だ。
女子テニス世界ランキング1位のジャスティン・ヘニン(ベルギー)も「ぜんそくが悪化するかもしれない」として、五輪出場見送りを検討している。また、北京の大気汚染を考慮し、20カ国余りの代表チームが中国以外での事前合宿を決めている。
米国オリンピック委員会(USOC)は、選手に対し競技直前までぜんそく防止用のマスク着用を勧告していることを明らかにした。24日付ニューヨーク・タイムズは、同委の運動生理学者、ランディー・ウィルバー氏が「選手らは大気汚染物質の85%以上を除去できる特殊マスクを着用し、北京での滞在期間をできるだけ短縮するよう勧めている」と報じた。
私もそう思っていましたが、やっぱり、北京五輪には専門家からもマスクの着用が勧められているみたいです。
スポーツ選手は体が資本ですので、選手生命を縮めてまでオリンピックに出場して欲しいとは言えませんが、無責任に言わせて頂くと、どんなオリンピックに成るのか楽しみです。