Saturday, May 19, 2007

寧辺の北朝鮮核施設、周辺に対空砲22基

寧辺の北朝鮮核施設、周辺に対空砲22基
(2007年5月18日22時5分 読売新聞)

 【ワシントン=坂元隆】米民間研究機関「グローバル・セキュリティー」は、6か国協議で北朝鮮が停止・封印を約束した同国北西部・寧辺(ヨンビョン)の核施設周辺に、少なくとも22基の対空砲が配備されていることを示す衛星写真をウェブサイトで公開した。米軍などの空爆に備えたものとみられる。

 公開された写真は、デジタルグローブ社により2002年に撮影された。蛇行する川沿いに建設された5000キロ・ワットの実験用黒鉛炉や使用済み核燃料の再処理施設など、核爆弾の原料となるプルトニウム生産に使われている施設群を囲むような形で、多数の対空砲の砲台が設置されている。砲台をクローズアップで撮った別の写真もある。

CIB imagery of the area surrounding Yongbyon
The Yongbyon Nuclear Complex is protected by at least 22 anti-aircraft artillery batteries.
北朝鮮がバンコ・デルタ・アジア(BDA)の口座の送金問題でぐずっている事に対してのプレッシャーでしょうか? eusa_think
一般公開される衛星写真がこれでは北朝鮮は丸裸にされていますね。 mrgreen

 グローバル・セキュリティー上級研究員のティム・ブラウン氏は、寧辺の核施設について「北朝鮮の中でも最も厳重に守られた施設のひとつ」と指摘する一方、これらの対空砲は旧式のため、昼間に低空を飛ぶ航空機に対してしか有効でなく、ハイテク技術を駆使した米軍の空爆を防ぐのは難しいとの見方を示した。

しかも、国民を餓えさせて配備しても役には立たないみたいです。 mrgreen

衛星写真は GlobalSecurity.org : Yongbyon [Nyongbyon] - Satellite Imagery より。
他にも衛星写真が公開されています。

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