Monday, February 26, 2007

警察の情報へのアクセスと持ち出しには法規制を

個人情報流出は610人分=事件被害者や容疑者ら-ウィニー介し、山梨県警が謝罪

 山梨県警が保有する個人情報がインターネット上に漏れた問題で、同県警の三木邦彦警務部長は25日夜記者会見し、事件捜査で入手した住所や氏名などの個人情報計約610人分が流出していたと発表した。内訳は被害者や参考人が570人分、容疑者が40人分。県警は同日から情報が漏れた個人への連絡と謝罪を始めた。

昨日取り上げた、Winny を介しての情報流出で山梨県警は謝罪を始めたそうですが、毎回毎回、謝罪ばかりしていても無意味だと思います。 devil

以前にも岡山県警で有りましたが、
岡山県警:捜査資料が大量に流出 1500人分、ネットに from The nest of Gyaos
2006.03.05 Sunday
毎日新聞が入手した流出資料には性犯罪事件の被害者の実名や金融機関の個人口座の出入金状況、国会議員の後援会名簿などが含まれており、重大な人権侵害事案に発展するのは必至だ。

婦女暴行被害者の氏名・住所を流出させるのは悪質な人権侵害の加害者です。 mad

また、証拠品の提供者の住所、氏名を流出させては捜査に協力してくれた人を危険にさらします。 blue

けん銃情報 ホットライン(山梨県警察本部)
けん銃やけん銃の弾などの違法な銃器に関する情報は、最寄りの警察署、交番、駐在所等へお寄せください。
皆さんの秘密は厳守いたします。

性犯罪被害者相談電話Q&A(山梨県警察本部)
Q 相談した場合、両親、知人、職場の人等に事案の内容を知られることはありますか?
A 相談された内容はほかの人に話すことはしませんので、安心してください。 秘密は必ず守ります。

山梨県警のサイトには上の様に書いて有りますが、いくら「皆さんの秘密は厳守いたします」と言っても、誰にも信用されません。 liar
こんな事ばかりを繰り返していては、怖くて誰も警察の捜査に協力をしたり、被害の届けを出せなく成ってしまいます。 blue

山梨県警の情報流出、婦女暴行被害者の氏名・住所も
 県警によると、この巡査は20歳代で、報告書などを作成する際の参考にしようと、前任の長坂署勤務時代の先輩警察官から入手し、私物のパソコンに保存していた。

公務員には業務上知りえた情報を秘匿する義務が有ります。特に警察は人権に関わるセンシティブな情報を扱っています。
上の記事の様に警官同士が気楽に情報をやり取りしているのは問題です。 naughty
昔々に警察に職務質問された内容や検問のやり取りまでもが興信所に流れています。 devil

公務員、特に警察の情報へのアクセスと持ち出しには法規制をするべきです。

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