Saturday, June 02, 2007

ウィニーこそ史上最強の「ジャーナリスト」?

ウィニーこそ史上最強の「ジャーナリスト」?

 こう書くと何を言い出すのか、気でも狂ったかと非難されそうだ。確かにジャーナリズムとは新聞社や放送局のような「プロ」集団が担うものという「常識」がある。プロのジャーナリストたちは歴史的に確立されてきた優れた調査のノウハウを持ち、独自に発掘した情報を、新聞やテレビといったマスメディアの回路を通じて広く市民社会に届ける。

この方も、プロフィールでジャーナリストと自称されていますが、新聞社や放送局を「プロ」集団のジャーナリストと思っているのはマスコミ関係者だけで、他の人は思っていないと思います。 mrgreen

マスコミの捏造等の問題は論外ですが、どの分野ででも言える事ですが、取材対象への知識が乏しすぎます。 eusa_doh

 防衛関係の情報は、いずれにせよセキュリティ上の理由を建前に非公開とされがち。ジャーナリストが取材しようとしても門前払いされることが多い。そんな情報が呆気なく流出してしまったのだから、見方によればウィニーは凡百のジャーナリストよりも「剛腕」だったとも言える。マスメディアジャーナリズムが自衛隊の内部情報をスクープするなんて、最近では滅多にないのだ。

まず初めに、情報を流出させたのはファイル交換ソフトのウィニーではなく、ウィルスの「キンタマ」です。 naughty
それから、自衛隊の情報管理のお粗末さをオープンにしたとは言えると思いますが、機密情報は不正でも何でもないんですから、どちらかと言うと、ジャーナリストではなくスパイです。 mrgreen

 2006年4月17日には上下水道コンサルタント会社の社員が書いた国会議員事務所宛の口利き依頼文書が流出している。実際には依頼に使われなかった文書だったと会社側は説明するが、それにしても国会議員と建設関係企業の近しさを改めて窺わせる価値ある情報だろう。その意味でこれもまたジャーナリストが調査して入手すべき種類のものなのだが、ウィニーに「手柄」を奪われ?ている。

こういうのなら、「キンタマ」はジャーナリストらしい仕事をしたと思います。 thumbsup
只、こういう情報の裏付け調査こそ「プロ」のジャーナリストの仕事だと思いますが、今までに、只の一例も無かったと思います。 snooty

 こんな事情を見てみれば――極論を承知で書けば――、今やウィニーの方が既存のジャーナリズムよりもジャーナリスティックな仕事をしているのだ(ここでのウィニー関係流出事件についてはこちらを参考にした)。

でも、「キンタマ」がマスコミ関係者よりもマシかもしれないという所だけは同意します。 thumbsup
それ程までに、マスコミは酷いです。 Sad_B

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