北京五輪ボイコットは誤り？

「北京五輪ボイコットは誤り」、IOC・ロゲ会長が指摘―中国

2007年6月23日、一部で北京オリンピックボイコットを唱える動きがあることについて、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長はドイツメディアの取材の中で「ボイコット運動は間違った行為だ」と語った。中国メディアが伝えた。

来年8月に控えた北京オリンピックが近づくにつれ、一部の海外メディアや組織などでオリンピックと国際問題を結びつけて論じる動きが強まっている。今年に入り、ボイコットを訴える声は少ないながらも日に日に大きくなっている。

国際オリンピック委員会(IOC)も必死ですね。

今月23日、ロゲ会長はドイツメディアの取材の中で「ボイコット運動は間違った行為だ」とし、「ドイツが去年のサッカーワールドカップで自国の繁栄と友好をアピールしたように、来年のオリンピックでは中国のすばらしい文化と地理風俗が見られるだろう」と話した。

中国のすばらしい文化と言うのは、海賊品や海賊版ソフト、或いは、偽札が溢れる文化が見られるという事でしょうか？
それとも、廃棄物が詰められた縫いぐるみが販売されている合理的な文化の事でしょうか？

中国のすばらしい地理風俗とはペンキで緑化した山や汚染された海や川の事でしょうか？
それとも、風俗と言うのは性風俗で、江戸時代の様な売春婦の「市中引き回しの刑」の様な時代を感じさせる文化の事でしょうか？

また、ロゲ会長によると北京オリンピックには全世界から2万5000人近くの記者が訪れるという。報道の自由は十分に保たれ、各国メディアはオリンピック競技のほか、中国の社会的変化などについても報道するだろうと話した。

中国の社会的変化とは、２１世紀の今なお残る、奴隷工場の事でしょうか？

政治とスポーツとの連結に就いては難しい問題だと思いますが、軍隊の様な武装ギャングの存在や千人規模以上の暴動が頻発する治安の悪さ。飲めない水道水、何を食べさせられるのか分からない、また、信じられない再利用をして、結核菌やエイズウイルスまで検出されたレストランは、また、別の問題だと思います。

それに、最近、私が知ったニュースだけでも環境汚染が原因と思われる様な突然変異の動物が多いです。
「両性具有の豚」「双頭のヤモリ」「真っ赤なウナギ」等々、数え上げたらキリが有りません。
人間の奇形児を紹介するのは抵抗が有るので止めておきます。

ヘッドバットのジダンも恐れる、小林サッカーの中国人選手は知りませんが、普通の選手なら、呼吸をするだけで選手寿命を縮めてしまいそうです。

中国に都合の悪い記事を書けない、報道の自由を自ら捨てた日本のマスコミは殆ど報道しませんし、日本政府も北京五輪のボイコットには否定的ですが、欧米でそう言う抗議が沸き起こるのも当然だと思います。


上の画像は A New Wave of Repression Justified by the Olympics からです。