Thursday, December 14, 2006

松本零士は著作権を語る前に表現力が必要

著作権保護期間、死後50年から70年への延長を巡って賛成・反対両派が議論
たとえ漫画家でも、作家という職業は知的レベルの高い人が成る職業だと思っていたのですが、松本零士は何が言いたいのか、さっぱり解りません。 confused

 一方、漫画家の松本零士氏は、「先人のご遺族から涙ながらに『私の主人の著作権はあと数年で切れます』と訴えかけられた時に、どんな気持ちだと思いますか」と語り、保護期間を70年に延長すべきだと訴えかけた。

著作権を遺族への思い出か何かと勘違いをしているのでしょうか? confused

「利用されるとかされないだとかという問題ではなく、作家というのは自分の信念に基づいて、自分の意思を心の目で書き記すのが仕事。保護期間が短ければ短いほどいいというのは間違いだ」と主張。また、過去の作品の応用については、古典と現代の作品を混ぜて考えるべきではないとして、「先人から多くの物を学ぶのは事実だが、学んだら学んだだけの敬意を存分に払うべき。

何が言いたいのか、さっぱり解りませんが、松本零士は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を・・・
著作権を声高に主張する人は説教強盗の様に「泥棒が泥棒を止めましょう」と主張しているみたいです。 mrgreen

作家の全生命をかけた作品(の保護期間)が、短くていいはずはない。私は70年ですら短いと思っている。これは、何のために自分は作家になったのかという信念を考えた時に、どうしても譲れない一線。いささか単純明快すぎるかも知れないが、私の心情としてはぜひ延長していただきたいと断固主張する立場」と述べ、保護期間の延長を訴えた。

この文章を読んだだけなので、松本零士がどういう主張をしている人なのかは知りませんが、良いように解釈してあげると、この人は財産権としての著作権と著作者人格権を理解していないのではないでしょうか? eusa_think

漫画家なら他人の著作権を侵害せずに、新しい物を創造する創造性は必要ですが、論理的な表現力も必要だと思います。 mrgreen

それに、あまり長くすると、宮沢賢治の遺族に訴えられて、「名誉ある漫画家」から「盗作家」に成ってしまい、名誉どころか、大好きなお金も失ってしまうかもしれませんよ。 mrgreen

最後に成りましたが、著作権の保護期間は今のままでも、異常に長すぎますdevil

1 comment:

Anonymous said...

宮沢賢治は1933年9月21日没なので、著作権は1983年12月31日まで。

「銀河鉄道999」漫画版は1977年~1981年

「銀河鉄道999」アニメ版は1978年9月14日~1981年3月26日

著作権は切れていませんでした。
松本零士も、あまり、偉そうな事は言えません。