＜ＤＶＤレコーダー＞普及進まず

＜ＤＶＤレコーダー＞普及進まず　操作の難しさなどで敬遠か
3月3日19時13分配信 毎日新聞

　ビデオデッキに代わる家庭用の映像録画・再生機として普及が期待されたＤＶＤレコーダーが、深刻な売れ行き不振に直面している。一時は次世代ＤＶＤ発売を前にした一時的な買い控えかと見られていたが、年末商戦でも盛り返せず、最近では「操作の難しさや著作権保護のための録画制限が敬遠されている」との見方が業界で有力になっている。このままでは期待の次世代ＤＶＤ商戦も不発に終わりかねず、メーカー各社は操作を易しくするなど消費者の関心を取り戻すのに懸命だ。

「著作権保護のための録画制限が敬遠されている」というのは、ずっと以前から言われていたでしょう・・・
何を今更。

記事の下の部分にも書いてある様に、一番の原因はコピーワンス機能だと思っているのに、何でタイトルは「操作の難しさなど」と成っているんでしょうか？
マスコミはやる事がセコイです。

　ＤＶＤレコーダーは、電子番組表から選んで録画できたり、ハードディスクに番組をとりためたりできる新機能が盛り込まれたが、逆に「操作が増えて難しくなったという印象を与えてしまった」（メーカー関係者）。
　更に深刻なのがＤＶＤディスクへの録画制限。デジタル放送は何度ダビングしても画質が落ちないため、海賊版が出回りやすい。このためＤＶＤへの録画は、１番組につき１回しか出来ない仕組み（コピーワンス機能）が導入された。ダビングが容易だったビデオより使い勝手が悪くなったという苦情がメーカーに寄せられ、テレビ局とメーカーの著作権をめぐる議論も結論が出ていない。

大体、テレビ局が思っている程テレビ番組の海賊版なんかに興味は有りません。リアルタイムで見れない番組を後で見たいから録画するだけの人が殆どです。
その為に大部分のユーザに使い勝手が悪く成ってしまっては売れる訳が有りません。
そもそも、ＣＭで成り立っている番組は見せてやる物ではなく、見て貰う物です。
著作権は製造業もダメにしてしまいそうです。

それに、見たいテレビ番組自体、無くなってしまいました。
そして、一度興味を失って離れてしまったユーザ、顧客は簡単には戻って来ません。

私は地上波デジタルで既存のマスコミの構造は崩壊すると思っています。