Saturday, March 17, 2007

公共の場所は自分の場所では有りません

キレる客対策、業界本腰 クラシック演奏会でトラブル急増
2007年03月16日

 クラシックの演奏会で最近、観客同士のトラブルが相次ぎ、主催者らを悩ませている。人気マンガ「のだめカンタービレ」などの影響で、新規客が増えたのが一因のようだが、かつては問題にならなかったようなささいなことで、いらだちを暴発させる客が目立つという。音楽業界も対策に乗り出した。

イライラしている人が多いみたいです。 sad

◆音や行動に敏感

 特定のクレーマーや、マナーに無神経な客は昔からいたが、最近の特徴はごく普通にみえるクラシック好きの常連客が、周囲の音や行動に過敏に反応し、突如キレる客に変貌(へんぼう)する点だ。

 「クラシック業界には、得意客を大切にする老舗(しにせ)旅館的な空気がある。従来のファンが、気付かないうちに、他者に自分の『聴き方』を強要している面もあるのかも」と新日本フィルハーモニー交響楽団の桑原浩事務局長は語る。

 精神科医の春日武彦さんは「ノイズを完全に遮断する高性能ヘッドホンの登場など、今は『公』の空間にいても『私』の空間と知覚することが多くなった。公共空間において五感が妙に潔癖になり、自分の空間を突然侵されることへの不安が強くなっている。無菌室のような音楽ホールでは、特に感じやすいのではないか」と分析する。

私もそう思います。 biggrin

よく、「公共の場所は自分だけの場所ではないのに、マナーをわきまえない」と批判している人が多いですが、「公共の場所と言うのは色々な人が居る場所で、自分の場所ではない」という事だと思います。人が居れば会話も有り、音も発生します。一人で部屋に閉じ籠もっているのとは違います。
クラシック演奏会での事は分かりませんが、神経質で他人を許容出来ない人が多く成った様に思います。

 ちなみに関西からは、こんな「キレ客」にともなうトラブルはあまりきこえてこない。「何か問題があれば客同士が『おい、やめえや』と注意しあうし、さばさばしているから不快感も後にひかない。主催者を巻き込んでのトラブルは、ほとんど聞かない」(大阪フィルハーモニー交響楽団事務局)とか。

私も関西人で無神経なのか、他人のマナーで苛ついた事は殆どありません。 mrgreen

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