狼は生きろ、豚は死ね!
1975年当時は、20代~50代の多くが新聞を読んでいたのに対して、今は、新聞をよく読むのが60代以上という状況に大きく変化したのが印象的である。青壮年が読んでいた新聞が今は高齢者が読むメディアに大きく変化したのである。
男30代は1975年に80%が新聞を読んでいたのに対して、2005年には29%しか読んでいない。当初は活字離れ、テレビの影響、そして近年はこれに加えてインターネットの影響が背景にあると考えられる。参考のために示した中間年1990データと比較すると分かるとおり、新聞離れはインターネットの普及した最近だけでなく、1970年代・80年代から進行してきていたのである。
私も新聞を取っていても、殆ど記事のタイトルぐらいしか見ていませんでしたので、インターネットが普及して新聞は値段に見合わないので新聞を取るのは止めてしまいました。
世間でも新聞をよく読むのは60代以上の高齢者に成っていたみたいです。
1975年に30代だった者は30年後の2005年には60代であり、男女とも、この世代が一番新聞を読んでいる状況に変わりはない。初期の戦後民主主義教育世代が新聞愛読世代だった訳である。
年代で一括りにしてしまうのはアレなんですけど、新聞愛読世代が日本をダメにした層と重なってしまいます。
日本をダメにしたのは新聞を含めたマスコミだと思います。
新聞の危機は新聞の危機に止まらない。テレビ、インターネットを含んでマスコミ報道の取材能力は新聞記者とその育成システムによるところが大と思われる。新聞記者の取材能力は「社会の木鐸」、「不偏不党」、「反骨」を標榜する歴史的な存在であり、色々問題はあるにせよ、国民からの大きな信頼を寄せられている(図録5215参照)。この根幹が失われたとき、ポリシーをもった持続的な取材能力をその他のどこに求めたらよいのであろうか。
新聞記者の能力の低下は著しいです。
最近は特に読解力、論理展開等、文章を書く専門家が書いたとは思えない様な記事が多いです。
それに、記者クラブでの発表を垂れ流すだけの横並び記事しか書けなくて、取材能力なんか有りません。
せめて東スポ並みの面白い嘘の記事を書くべきです。
広告費の推移(対GDP比、媒体別)
媒体別には、新聞、テレビなどのマスコミ広告費と折り込みチラシ、車中広告やダイレクトメールなどのSP(販売促進)広告費、及びインターネット広告費(モバイル広告を含む。サイト制作費は含まない。)に大別されるが、テレビの増加と最近ではインターネットの急増、そして新聞広告費の縮小傾向が目立っている。
90年当時はテレビと新聞は広告費でそれほどの違いはなかったが、最近では、テレビが新聞の2倍ぐらいの広告費となっており、対照が著しい。
最近でのテレビの広告費の目立った低下は見られない様ですが、効果は低下してきているんじゃないかと思います。
そして地上波デジタルへの移行で、テレビのビジネスモデルも壊れてしまうだろうと思っています。
新聞広告費の低下を心配している様に見受けられますが、報道機関の一番の問題点は広告費で運営されている事だと思います。
テレビが顕著ですが、スポンサーに気を使わなければならないのに公正中立だと思わせている点が一番の問題です。
新聞やテレビはイデオロギーを含めた自分達の考えを読者や視聴者に洗脳する目的と広告主の為に存在しています。それを考えれば、タダで配っても良いくらいです。
マスコミのビジネスモデルは崩壊した方が世の中の為だと思います。
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