Saturday, February 24, 2007

マスコミがネットを憎むのは近親憎悪です

「ネットイナゴ」がふさわしい

 ネットにはマスメディアに対する不信が充満している。小紙をはじめこのところメディア各社で相次いだ不祥事は、その傾向にますます拍車をかけた格好だ。

最近は大手メディアからのネット批判が多いです。 mrgreen
でも、自分達の事が見えていない様な気がします。 snooty

 その一方で、メディア側からの反撃と言うべきか、ネットの「闇」に焦点を当てた記事の増加も目立つ。いくつかの「炎上」や「祭り」は事件として取り上げられ、「匿名 群がる悪意」「ネット右翼」といった見出しが紙面に躍った。

 ただこれらの批判は、ネットでは今ひとつピントの外れたものとしてとらえられているようだ。取材の一面性、結論先にありき臭…反論はさまざまだが、要は悪でも善でもない事件の扱い方が不得手という、メディアの切り口への不満があるのは間違いない。

「要は悪でも善でもない事件の扱い方が不得手という、メディアの切り口への不満があるのは間違いない」という事からも、マスコミは悪を叩く為に存在すると思っているんだと思いますが、善悪はそんなに簡単に割り切れる物では有りません。
マスコミはよく「道義的に」とか「モラルに反する」と言いますが、モラル等は国や宗教、時代によっても違います。また、個人個人で違います。

マスコミ自身、そんなに綺麗な存在では有りません。と言うよりも、自分は善の振りをしている偽善者なので、醜い存在です。 sick
それを、その時その時で、善の立場だと思われる位置から悪だと思われる所をヒステリックに批判しているから無分別に他者を批判してばかりいる偽善者だと嫌われるんだと思います。 thumbdown

 昨年あたりから、「祭り」に群れ集う人々に対して「ネットイナゴ」なる言葉が用いられるようになったが、「ネット右翼」として若者の右傾化に関連付ける議論よりは、よほど適当な表現に思える。イナゴには悪意も善意もない。あるのはただ食欲のみだ。ネット界のイナゴも、「祭り」を消費せんとする貪欲(どんよく)な食欲こそ本質だろう。「事件」の枠を超え、こういうある種自然現象的に考える視点があれば、批判もより的を射たものになったかもしれない。

 もっとも、個人的にこうしたイナゴが好きかどうかは、また別の問題だ。かつて食料の強制徴発という悪癖を持った中国大陸の日本軍をくさすのに、「皇軍」をもじった「蝗軍」という言葉があったが、たとえば右方面の祭りで騒ぐイナゴ諸氏には、この称号を進呈してみたい誘惑に駆られるけれど。

「ネットイナゴ」と言う表現は「祭り」に群れ集う人々を上手く表していると思いますが、今までイナゴを先導して来たのはマスコミでした。でも、もう、マスコミは中年をかなり過ぎたオバサンや老人しか先導できなく成り、面白そうな事が有れば飛びつくという習性を持つ、一般大衆というイナゴはネットで面白そうな事を見付けて勝手に騒いでいるんだと思います。そして、イナゴの先導役だったマスコミがイナゴの餌に成っている状態だと思います。 mrgreen

私自身は Winny の作者が逮捕された時と、その頃に騒がれたCCCDや輸入権の問題で突撃した事が有るだけで、殆ど使った事は有りませんが、マスコミがよく批判しているのは「2ちゃんねる」と言う掲示板だと思います。
でも、あれはマスコミの遣っている事がそのまま行われているだけです。

マスコミが視聴率が上がりそうな話題で視聴者を煽る様に、(私の想像ですが)2ちゃんねるの運営者サイドがアクセス数を稼ぐ為に右からも左からも煽っています。 naughty
そして、掲示板で書き込みをしている人達は、それぞれ興味の有る、或いは気に入らない対象は違い、違う人達が書き込んでいるんですが、誰が書き込んでいるのか分からないので、マスコミが何にでも批判しているのと同じ様に、何にでも批判している様に見えます。
「祭り」と称して騒いでいる人達が醜いのもマスコミに煽られて人を批判している人達が醜いのと同じです。 Sad_B

そして、実利的な面でも「インターネット広告費が急成長,テレビや新聞などは不調,電通が推定」という記事の様にパイを奪い合っています。

マスコミがネットを批判と言うよりも、憎んでいるのは近親憎悪です。 mrgreen

只、マスコミの方が公正中立で善良な存在の様に見せかけているので、悪質で性質が悪いと思います。 devil

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